日本企業のグローバル化欠かせぬリベラルアーツ世界との対話力を磨け
(『日経ビジネス』2017年8月28日号「有訓無訓」)

(要旨)

・グローバル市場でいい仕事をしたければ、「世界に通用する見識」を磨くことです。いくら経営スキルに秀でていても、深い洞察力のある議論ができないと相手にされません。

・「教養」は、それぞれの地域に根差した文化・歴史を理解し、人間に対する観察力を高めるために不可欠です。

・16年前に立ち上げた「不識塾」は、「日本の経営者が世界と伍していけるだけの見識を持てるようになるには、何をどう勉強すればよいのか」を追い求めてきました。歴史、宗教、文化、哲学など、各分野の超一流の専門家に支援を仰ぎ、卒業生の多くは大企業の経営者や幹部として活躍するようになりました。それに伴い、産業界のリベラルアーツ研修に対する理解が深まってきたことを最近実感しています。

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