不識塾
対象
将来、経営を担うと嘱望されている人材。執行役員、もしくは部長クラスの方々。
目的
歴史的、文明論的視点から人類が直面している問題の根本にあるものを抽出し、その克服案を探ることによって、経営革新の一助となることを目指す。
カリキュラム概要(2024年度)
4月~開講まで 事前課題に取り組む
「不識塾」が厳選した基礎的な書籍を開講前に読み、レポートを書く。これによって、人類史、世界の文明、宗教、哲学など世界を理解するための基礎的な考え方、歴史観や大局観を養う。開講日に事前課題をベースにした討論会を実施する。
第1モジュール(5月~6月) 哲学・思想基礎講座
諸文明の宗教、思想、価値観を概観したうえで、道徳的な対立やジレンマに対する哲学的・倫理学的なアプローチを学び、現代世界が直面する倫理的課題を考察するための基礎的な思考力を養う。
第2モジュール(7月~8月) 日本をより深く知るためのフィールドワーク
国内フィールドワークを通して、日本の歴史、日本文化の真髄に触れ、日本という国をより深く知る。
第3モジュール(9月~10月) 資本主義世界の新たな地平
資本主義の歴史を振り返り、現代資本主義世界が直面している問題の根幹にあるものを学ぶ。とりわけ、資本主義存続の前提条件としての多様性の問題を、文明、生命、技術の相互の関係性を横断しつつ、深く掘り下げる。
第4モジュール(11月~12月) 「制度論」の視点からみた文明の転換
人間の心理や行動は自らが創りあげてきた制度と密接に相互作用しながら形づくられている。人間社会に対するこのような観点から、人間が時代とともに独自の制度や文明を築いてきた社会的ダイナミクスについて考察する。
第5モジュール(1月~2月) コーポレート・ガバナンスと自社への提言
コーポレート・ガバナンス改革の問題点と経営者の真の役割について、第1 ~第4 モジュールでの知見を使いながら、ゼミ形式で考える。その成果を塾生一人一人が「自社への提言」という形で発表する。
2025年度 募集概要
対象 | 将来、経営を担うと嘱望されている人材。 執行役員、もしくは部長クラスの方々。 |
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目的 | 歴史的、文明論的視点から人類が直面している問題の根本にあるものを抽出 し、その克服案を探ることによって、経営革新の一助となることを目指す。 |
期間 | 2025年5月中旬~2026年2月中旬 ※ただし、4月より事前課題あり |
合宿 | フィールドワーク(3~4日の国内研修)のほか、1泊2日の国内合宿を適宜実施 (国内合宿の交通費を除き、受講料に含まれます) |
教材 | 年間50冊程度の書籍(受講料に含まれます) |
定員 | 約30名 |
申し込み | 第一次募集締め切り…2024年12月末日 第二次募集締め切り…2025年 2月末日 |